『○○妻』7話あらすじと感想②

そこへ・・・二人の様子を見かねた実結がやってきて、
ひかりの居場所を教えてしまいます。

「正純に言ってないことあるんでしょ」「あなたには
正純が必要なんでしょ！」とひかりの背中を押す実結・・・
しかし、訪ねてきた正純を、ぬいぐるみの山に隠れて
やり過ごしてしまうひかり・・・

生放送の日・・・ひかりは正純に気づかれないように
その様子を見守っています。しかし、用意された台本通りに
コメントする正純を見てがっかりします・・・

そして、いても立ってもいられずに家へ戻り・・・実結から
合鍵を渡されて家の中へ入ることができたひかり・・・

ぐちゃぐちゃの部屋の中には、今まで自分が書いた
正純のコメントへの手紙が散らかっています・・・
「もう書かなくていいから！」と破り捨てられた手紙まで
セロテープで貼り合わせてあって・・・

コレ、感動しますよね。ひかりは言葉にならないくらい
嬉しかったと思います。

破った手紙を拾い集めてセロテープで貼り合わせる正純・・・
彼は本当に真っ直ぐで素敵ですね。女性にとっては純粋で
可愛いです(#^.^#)

「私にはあなたが必要です」と書いた手紙を残すひかり。

そこへ正純が帰ってきます。ためらいがちに出迎えようと
するひかり・・・

するとチャイムが・・・愛（蓮佛美沙子）が、酒を飲んで
酔っ払った状態で正純を追いかけてきた様子。
吐きそうになる愛をトイレに連れて行く正純。

とっさに部屋の中で隠れるひかり・・・

愛は「台本通りに進めた正純は久保田正純じゃない！」と怒り、
「久保田正純は憧れであり、尊敬する人であり・・・私じゃ
ダメですか？私じゃ支えになりませんか？」と言ってしまいます・・・

愛ちゃん、タイミング悪いよ～

愛の言葉にハッとさせられた正純は「俺のために出て行って
くれたひかりのためにも前に進まなきゃいけない」と
愛を受け入れるのでした・・・

二人が抱き合う様子を見て震えるひかり・・・やっと自分の
気持ちを愛する人に伝えようとしたのに・・・

隙を見て、裸足で家を飛び出したひかりは、正純に伝えたかった
言葉を書いた手紙も破り捨て、「死ぬ前に、最後に一言だけ
言えるとしたら、私はこう言います！　まさずみ～！！」　

そう叫んだひかりは、赤信号の横断歩道を渡りはじめ・・・
トラックに轢かれてしまう？！

ひかりはどうなってしまうのでしょうか・・・
正純にひかりの気持ちは伝わらないのでしょうか・・・

『○○妻』7話あらすじと感想①

正純（東山紀之）に別れを告げたひかり（柴咲コウ）ですが、
いつものように正純のニュースライフの締めの言葉を
聞き続けています・・・抜け殻のようなひかり・・・

子ども連れの家族とすれ違うとき、なぜか「森のくまさん」が
頭の中に流れてくるひかり・・・小さい頃、母・千春（黒木瞳）に
歌ってもらっていたのでしょうか・・・

正純からの「会いたい」というメールも無視してアドレスを
拒否するひかり・・・それでも、夜10時になると条件反射で
テレビを点けてしまい・・・「ニュースライフ」がはじまると
慌ててテレビを消すのでした・・・

正純を誰よりも愛しているのに・・・そして愛するからこそ
身を引くなんて・・・辛すぎます・・・

ひかりが家を出ていったと聞いた板垣（城田優）は、
マスコミに向けて離婚を発表してほしいと正純に頼みます。
板垣の申し出に反発を覚える正純ですがはっきりと
拒絶できないでいます・・・

ひかりにメールを送るも拒否されていることを知り、ますます
落ち込む正純・・・ひかりのいない家の中はひどい有り様です。

正純はひかりに連絡してくれるよう、千春に頼みますが、
「内心はひかりが出て行ってくれて、ホッとしてるんじゃないの？」と
返され、何も言えなくなってしまうのでした・・・

そんな中、実結（奥貫薫）がひかりに「連れて行きたい場所がある」と
電話をかけてきて、なにやら怪しい教祖様のもとへ行くひかり・・・

結局、エセ教祖ということがバレて、逆にひかりに助けられる実結・・・

実結は、ひかりの過去を知って、彼女なりにひかりを救いたいと
思っていたようです。

面倒見のいい姉・美登利（渡辺真起子）と我が家のアイドルだった
正純。そんな二人に囲まれて、でき損ないだった実結は
自分をみにくいあひるの子だと思っていたというのです。

「こんなに辛いのは、いつか白鳥になってみんなを驚かせる
ためなんだと思っていた・・・」と話す実結・・・

「同情はしないわよ。つらいのはあんただけじゃない！」と
ひかりに言う実結・・・

実結っていい歳して何やってるんだろう？？みたいな
キャラでしたが、幼い頃からの劣等感で傷ついていたん
ですね・・・彼女なりの思いやりが伝わってきました。

さて正純ですが・・・番組でのコメントがすっかりキレを
失ってしまって・・・視聴率が下がることを気にする板垣は、
何か打開策がないかと言い出します。

正純は、生放送で東京の街中に出向いて、いろんな人に
質問し話を聞くという企画を提案しますが、素人相手と
いうことで、想定外のことが起こるのを恐れる板垣は、
誰とどんな話をするか？を、あらかじめ決めた台本に従って
取材してほしいと正純に頼みこむのでした・・・

いわゆる仕込みってヤツですよね。

正純にとっては不本意で一旦は断ったものの、最終的に
板垣の言う通りにしてしまいます・・・そんな自分が嫌になる
正純。そして、ひかりからの返信がないことにも落胆し、
ますます精彩を欠くのでした・・・

東出昌大、結婚に至った理由は？？

「人を愛せない」「今は結婚は考えてないし現実的じゃない」と
話す草なぎさんは、東出さんに結婚の決め手について質問。

東出さんは「メリット・デメリットじゃなくて、好きだし家族になりたいって
感じだった・・・いいもんですよ」と穏やかに語っていました。

東出さんは寂しがりで人といたいタイプのようです。人に気を遣うのが
苦じゃないとのこと。一緒にご飯を食べるときも、取り分けてあげるなどの
お世話をするのが面倒じゃないんですね。

明石家さんまさんの番組でも、手際よく手料理を振舞っていましたし。
その細やかな気配りに「嫁いらずや」と、さんまさんに言わしめたほど。
そんな彼が結婚した杏さんって、今さらながら女子力の高い素敵な方
なんでしょうね・・・

また役者としての二人の会話も面白かったです。

芝居でのセリフの覚え方についてですが、東出さんは、部屋の中で
歩きながらブツブツと声に出して覚えるそう。自分のセリフだけでなく
人のセリフまで覚える・・・コレたぶん、役者の皆さんにとっては普通の
ことですよね。

一方の草なぎさんは、自分のセリフしか覚えないんですって！！
ビックリですよね（笑）

自分のところしか読まないから、怒る芝居してても「なんで怒ってるん
だろう？？」と内容を把握してないらしいです（笑）
それでも、編集されてドラマが出来ると「けっこうそれが良かったりする」
んだそう（笑）

テキトーと言えばテキトーですけど（笑）、演じる人物の背景がなくても
怒ったり悲しんだりと芝居できる現場適応の速さと勘は、子どもの頃から
ジャニーズで訓練してきた蓄積の賜物なんでしょうね。

最後に・・・草なぎさんはジーンズが好きで、たくさん持っていることは
有名ですよね。彼は革ジャンも好きで、こちらもたくさん持っているとの
こと。なんか見ると欲しくなってしまうんだとか・・・（笑）

東出さんは「時計とか服とか、たぶん車も好きだし・・・いろいろ見だしたら
欲しいって思うだろうけど・・・物欲がコワイ」と言っていました。

コレには感心しました！まだ、あの若さですし、容姿も素敵ですから
洋服とか、いろいろコーディネートしたいだろうし欲しいような年代ですよね。
なのに「物欲がコワイ」なんて・・・前世はお釈迦様だったの？？って
思うような発言でした。

草なぎさんの話は、ちょっとわかる気もするんですよね。全国の人気者で、
仕事は充実してるでしょうけどプライベートとかはないでしょうし、仕事上、
食べて飲んで発散するわけにもいかないでしょうし・・・体型維持とか・・・
彼の場合、お酒で痛い目にもあってますし・・・

そう考えると、ショッピング！！コレが一番のストレス解消ですよね。

東出さんが若さに似合わず落ち着きがあるのは、そういった物欲の
コワさみたいなものに警戒心を持っているという人間力の高さにも
あるのかなぁ・・・なんて思いました。

彼はこの先、役者としても活躍してほしいですが、こんな人が日本の
未来を変えるような仕事をしてほしいなぁ・・・とも感じました。

番組全体からすると短い時間でしたが、草なぎさんと東出さんの
仕事への姿勢やプライベートの考え方が、よく伝わってきて、
なかなか興味深いSMAP×SMAPでした(#^.^#)

草なぎ剛「人を愛せない」発言！！

2日のSMAP×SMAPで俳優の東出昌大さんが、SMAPのメンバー
草なぎ剛さんと東京デートを楽しんでいる模様がオンエアーされ
ました。

草なぎさんは自分の愛車フォードのクラッシックカーで登場！！
博物館でしか見たことのないような車でした!(^^)!

自慢の愛車で東出さんを迎えにきた草なぎさんは、
まるでお酒が入っているかのようにハイテンション！！

普通にデートだったら引く人もいるかも・・・というテンションでしたが、
私は好感が持てました。少年の心を失わないんだな～という印象で、
いい大人の方に失礼ですが、とても可愛かったです(#^.^#)

一方の東出さんは、そんな草なぎさんを静かに受け止めている
感じで、落ち着いているというか年齢が逆転している印象（笑）

レインボーブリッジを通る景色が東京で一番好きという草なぎさん。
オープンカーの助手席に東出さんを乗せて、とっても楽しそう(#^.^#)

オープンカーで観る東京の景色は、いつもは見えない角度まで見えて、
またひと味違った味わいのようです。旅行会社で「オープンカーで
巡る東京ツアー」という商品も出てくるかもしれませんね。

テレビでは使えない話までして距離を縮めた二人は、草なぎさん
おススメのカフェに到着。

ここも「THE東京！」という感じのカフェで、眼下には往来の激しい
交差点の様子が見える席に座る二人・・・早速、注文をして
話に花を咲かせていました。

10代からSMAPとして活動していた草なぎさんに対して
「人生がSMAPなんですよね・・・すごいですね・・・」と東出さん。

それに対し草なぎさんは、プライベートでの自由がないことについても、
「自分が好きでこの世界に入っているし・・・忙しいって思っても、
やっぱりこの仕事が好きなんだよね。目立ちたがり屋だし・・・」

「悩みとかあります？」という東出さんの質問に「ないね」と即答する
草なぎさん。

少し考えて・・・「オレ、人を愛せないの・・・」と字にすると重い言葉が・・・
でも草なぎさんが言うとサラッと軽く聞こえるから不思議（笑）。

そこから、新婚の東出さんに「結婚おめでとう！！」という流れで
お祝いのプレゼントを渡す草なぎさん。その前に、「器を集めている」という
話をしていた東出さんにピッタリの清水焼の夫婦茶碗！！

そのやりとりは、まるで仕込みのようで、当の二人もビックリ！、
そしてプレゼントした草なぎさんもプレゼントされた東出さんも、
とっても嬉しそうでした(#^.^#)

草なぎさんによると「杏さんが器が好き」と言っていたので、
このプレゼントに決めたらしいです。彼の心遣いが見えて、
見ている側もニッコリしてしまいました。草なぎさん、マイペースで
子どもみたいですけど素敵な方なんだな～と感じました。

サム・スミス その奇跡の歌声

今朝のテレビに、あのグラミー賞歌手、サム・スミスが
出ていました。

つい先日、3月1日(日)「MUSIC JAPAN」(夜0:10NHK総合)に
出演していましたね。

大ヒット曲であり、グラミー賞で最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞を
受賞した「ステイ・ウィズ・ミー～そばにいてほしい」を披露。先月、
東京・キネマ倶楽部にて行われたショーケースでも最後に歌われた
楽曲ですが、歌番組で披露したのは「MUSIC JAPAN」が初だそう。

やわらかいのに胸にぐっとくる・・・というか、目の前の出来事を
遠くまで届ける・・・そんな押しつけじゃないのに染み渡る魅力を
感じました。

ロンドンのバーでトイレ掃除をしていた20歳の彼が、そのわずか
2年後にデビューアルバムを世界中で何百万枚も売り上げて
しまうほどの超ビッグアーティストになろうとは、本人すら想像だに
していなかったのではないでしょうか・・・

彼の、ここまでの道のりは、決して平坦ではありません。

ロンドンの金融街シティで、トレーダーとして働く母と
専業主夫の父のもとで妹2人とともに育てられたサムは、
幼い頃から演技や歌が大好きだったそうです。

8歳のとき車内でサムの歌声を聴いた父は、すぐに地元の
ジャズ歌手に連絡して、サムに歌のレッスンを受けさせます。
そして早くも12歳で初めてのマネージャーを持つことになる
のです・・・

しかし、ここからサムの長くて辛い日々が始まります。
「僕の周りには大人がいっぱいいて皆何かを感じ取ってくれた
んだけど、皆その『何か』をどうしていいのかわからなかった
みたいだ」とサムは振り返っています・・・

それからはマネージャーが何人も変わり、そのたびにサムの
夢も壊されてしまったのでした・・・

そんな彼に本当のチャンスが訪れたのは2009年。

サムは、通算7人めとなる現在のマネージャーに出会います。
このマネージャーは、英国の歌姫アデルがコンサートを行った際
サポートアクトを務めていた元歌手で、偶然サムはこのコンサートを
観に行っていたそう。

3年後・・・苦労していた才能に、神様が必然の出会いを作ってくれた
のでしょう・・・サムはこのマネージャーと知り合うことになり、それから
次第に道が開けて行き、現在に至ったとのこと・・・

「男性版アデル」と称されるサムとアデルの繋がりは、ソウルフルな
ボイスだけではなかったのですね。

私生活ではゲイであることをカミングアウトしているサム。

自身の経験＝男性への片思いをテーマに歌い上げた
デビューアルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』は、世界最大の音楽の
祭典、第57回グラミー賞で年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞、
最優秀新人賞を含む4冠に輝きます。

弱冠22歳で世界で最も賞賛を浴びたサム・スミス。

ビートルズ以来の米ヒットチャートを躍進するアーティストである彼の
来日ショーケースのチケットはわずか1分で完売。彼の切ない体験を
言葉にした歌詞と、それを表現する美しい歌声は、見事チケットを
ゲットした日本のファンを一瞬でとりこにした模様。

ショーケースで「ニルヴァーナ」「アイム・ノット・ジ・オンリーワン」
「グッド・シング」「ラッチ」「レイ・ミー・ダウン」などを歌い上げ、
MCでは、日本のファンに「アリガトアリガトアリガト」と感謝の言葉を
日本語で話す場面もあったとのこと。

さて、5月の単独公演もSOLD OUTですが、がっかりしたファンの
皆さんに嬉しい追加公演のお知らせです。

公演日
• 2015年5月8日（金）
会場
• 東京 新木場STUDIO COAST
時間
• OPEN 18:00 / START 19:00
チケット
• 6,000円(税込/All Standing/1Drink別)
※未就学児入場不可

一般プレイガイド発売日時
• 3月7日（土）10:00～
イープラス：eplus.jp
チケットぴあ：0570-02-9999　
ローソンチケット：0570-084-003　

【チケットについての問い合わせ先】
　　　　　　クリエイティブマン 03-3499-6669

彼の美しくソウルフルな歌声に酔いしててみたい方、要チェック
ですよ!(^^)!

東出昌大、SMAPの草なぎ剛と東京デート！！

人気グループ・SMAPの草なぎ剛さんと俳優の東出昌大さんが、
二人で東京の街を“デート”することがわかりました。

この様子が、フジテレビ系バラエティー『SMAP×SMAP』
（3月2日　後10：00～11：09※15分拡大）で放送されます。

今年1月に放送された同番組の新春スペシャルで、
SMAP5人と男性俳優5人による「親友フィーリングカップル」
企画で、草なぎさんと東出さんがカップル成立したことを受け、
今回のデートが実現。

デート当日、草なぎさん所有のオープンカーに東出さんが
乗り込み、「寒いけどこれが気持ちよくなる！」という
草なぎさんの意見により、寒さも気にせずルーフを開けての
ドライブからスタート。

風が吹きすさぶ中で繰り広げられる車内での会話から、
二人の素の部分を垣間見ることができるようです。

草なぎさんおすすめの店に到着しても、俳優同士だからこそ
語り合える仕事の悩みや人生の悩みまでを深く語り合うなど、
“相思相愛”の二人のトークは止まらないらしい・・・

さらに、今年1月に女優の杏さんと結婚した東出さんへ、
草なぎさんがあるサプライズを用意するとのこと。

この日の「ビストロSMAP」には俳優の福士蒼汰さんが来店するほか、

ライブゲストには妊娠中の絢香さんが
初登場するなど、見どころ満載で、今から楽しみです(#^.^#)

※オリコンスタイルより

『○○妻』6話あらすじと感想

正式に籍を入れるはずの正純とひかりでしたが・・・

18歳で出産し、その子供を育児放棄で死なせてしまった
過去を正純（東山紀之）に打ち明けたひかり（柴咲コウ）。

衝撃の告白から一夜明けて、ひかりは正純から
「正式に結婚しよう」と婚姻届を渡されます。正純があっさりと
受け入れてくれたことで、ひかりがずっと抱えていた悩みは
解決されたかのように見えます・・・

やっと幸せを手に入れたひかりですが、戸惑いを隠せない
表情・・・婚姻届に署名し、役所に提出しようとしたところで、
母・千春（黒木瞳）から電話が・・・

なんと、千春と買い物に行っていた義母の仁美（岩本多代）が
万引きしたとのこと・・・千春が代金を支払い事無きを得ましたが、
どうしてしまったのでしょう？作太郎が亡くなってちょっと
おかしくなっているのでしょうか・・・ひかりに
「正純には言わないで」と懇願する仁美・・・

一方、正純はひかりの前では平静を装うものの、彼女の過去の
重さを受け止めきれないでいました。彼は、ひかりの 起こした
事件について調べ、ひかりの告白が事実だと確認。

もしも自分の妻が子供を死なせた過去があると世間に知られれば、
ニュースキャスターを続けるのは難しい・・・、どうしていいか
分からない正純は頭を抱えます・・・

そんななか、正純は、育児放棄した母親のニュースの扱い方で
板垣（城田優）と言い争いになり、「ニュースライフ」を降りると
言ってしまいます。生放送目前の正純の爆弾発言にスタッフは混乱。

愛（蓮佛美沙子）は正純に、どうしても番組を降りるなら、
ひかりが起こした事件のことをバラすと脅します・・・彼女は、
正純がひかりの事件について調べているのを知っていたのでした・・・

翌日、愛はひかりを呼び出し、正純が番組スタッフの前で
「ニュースライフ」を降りると言い出したことを話します・・・
ひかりは、正純の苦しみを思い、彼を救うために彼と別れる
決意をします・・・

さて、テレビ局に、ひかりの事件の新聞記事が添付されたメールが
匿名で届き、「ニュースライフ」のスタッフたちにひかりの過去が
バレてしまいます。その結果、追いつめられた正純を見ていられない
愛は、正純とひかりが契約結婚であるということを、みんなに
話してしまいました・・・

「奥さんと別れてください、そうすればニュースライフも続けられるし」と
言う板垣に「だったら降りてやるよ、婚姻届も明日出しに行く」と正純は
局を出て行ってしまいます・・・

最初は愛の仕業と思い文句を言いに行く正純ですが、愛と話し、
メールを送った張本人がひかりだと気付き、急いで家へ向かいます。

家へ向かうタクシーの中で正純の携帯に電話が入ります。
ひかりから契約結婚のこと、事件のことを聞いたという、正純の
姉たちからの驚きの電話でした・・・

「今は話せない」と電話を切り上げ、家に入ると・・・部屋は綺麗に
整理され、ひかりの姿はどこにも見当たらず・・・リビングには
家の鍵とりんごが・・・

ひかりに電話をかける正純。

「６年間本当に幸せでした。あの子を殺してから二度と幸せに
なんかなれないと思ってたから・・・本当に嬉しかった、あなたが
結婚しようって言ってくれて・・・」

「あなたはずっと光を浴び続けていかなきゃダメです、あなたの
言葉で世の中を少しでも良くして、あたしみたいな人間に勇気と
希望を与える・・・それがあなたの使命であり責任です！ 」

「とにかくあって話そう」と言う正純に・・・

「６年間、あなたにいってらっしゃい、おかえりなさい、おはよう、
おやすみって言えて幸せでした。あなたから行ってきます、
ただいま、いただきます、ごちそうさま、おやすみ、おはようって
言われて本当に幸せでした。この言葉だけは言いたくなかったけど、
いつか言う日が来るって覚悟してました。さようなら正純さん・・・」

そう言ってイヤホンを付けるひかり・・・いつも聴いていたのは
正純の「ニュースライフ」のときのメッセージだったのです！

婚姻届を破り捨て、涙を流すひかり・・・

やっと結婚できる、幸せになれる筈だったのに・・・正純の仕事柄
とはいえ、こんな選択しかできなかったのでしょうか・・・

ひかりの言葉で、何気ない平凡な日常がどれだけ幸せでかけがえの
ない時間なのかということを改めて考えさせられ、有難いと思いました。

『ゴーストライター』7話あらすじと感想②

その頃、リサと神崎は約束通り旅行に出かけていました。
リサは神埼に母親への想いを話します・・・

「私、母のことが嫌いなの。あの人はあたしにとっては悪魔。
子供の頃から私に呪いをかけ続けた・・・大樹にとっては
きっと私が悪魔ね・・・」そんなリサを神崎は優しく励まし、
風呂に行くと言って、部屋を後にします。

その後・・・「旅館の調理場から火が出たので急いで避難して
ください！」と旅館の職員がリサの部屋に言いにきます・・・

急いで避難しようとするものの、つまづいてしまいそのまま
何かを考えこむリサ・・・そしてその場を動こうとしないリサ・・・

リサがまだ避難していないことに気付いた神崎は、必死に
彼女を探します・・・その後、日は消し止められ、リサは
救急車で運ばれ、なんとか一命を取り留めます。病院で
目覚めたリサに、神崎は

「聞きたいことがある、逃げなかったのか？」と尋ねます。

「もう、疲れた」と答えるリサ。

すると、秘書と大樹が病院に現れました。

「死んで楽になろうとするな、死んだら絶対に許さない！」と
言う大樹の言葉に声を上げ涙を流すリサ・・・

母を軽蔑している大樹ですが、やっぱりそこには愛がある・・・と
感じる大樹の言葉。

後日、リサはあるテレビ番組に出演。そして由樹が書いた小説
「エターナルレシピ」のことについて尋ねられると・・・何かを
決意したような表情で話し出します・・・

「いいえ、これは私が書いた小説ではありません。この小説は
私のアシスタントだった川原由樹さんが書きました・・・」

「私の名前で出された小説のうち、『エターナルレシピ』、『暁』、
『ランチの時間』、『溺愛』、『不文律』、『桃色ポップコーン』、
『黄昏遊戯』、『窓際の席で待っています』、は川原由樹さんが
書いたものです。川原由樹さんは私のゴーストライターでした・・・」

小田から電話をもらって、テレビをつけ、驚愕する由樹・・・！！

とうとう真実を話し出したリサ・・・もともと彼女は人を陥れるような
悪人ではないですから・・・息子・大樹の言葉に励まされたの
でしょうか・・・

大樹は当初、お金に不自由しないで育ったボンボンという印象
でしたが、今回は、誰よりも母親を愛している心優しい息子のように
感じました。

『ゴーストライター』7話あらすじと感想①

引退を決意するリサ、家を出る大樹・・・
「小説を書きたくない！」と言う由樹・・・

ゴーストライター裁判はリサ（中谷美紀）の勝訴に終わり、
世間やマスコミからバッシングを受けた由樹（水川あさみ）は
心労で倒れ、入院してしまいます。

退院した由樹は小田（三浦翔平）に付き添われて、
真奈美（菜々緒）の部屋に戻りました。テレビの情報番組では、
レポーターが由樹の実家に押し寄せている映像が流れて
います・・・

由樹は、食欲もなく、婚約者だった尾崎（小柳友）からの
電話にも出られない状態・・・

一方、リサは引退を決意。神崎（田中哲司）は、このタイミングでの
引退発表は余計な憶測をよぶと難色を示しますが、リサは
“切り札がある”と言い切り・・・後日、リサの記者会見が行われます。

リサは認知症の母のこと、そして息子との時間を大事にしたい
という理由で引退を発表。小田から連絡を受けた由樹は、
テレビで会見の様子を見つめていました・・・

会見の付き添いを終えて編集部に戻ってきた神崎のもとへ
小田がやってきて、由樹を傷つけたことを責めますが、
神崎は、原因は小田にもあると冷静に返すのでした・・・

「中途半端に世間に知られたことで由樹を追い込んだ・・・」と
言われ返す言葉の出ない小田・・・

騒動がひと段落すると、神崎は鳥飼（石橋凌）から休暇を
与えられます。その休暇を利用して旅行に行かないかという
神崎の誘いに、リサは戸惑いながらも了承します・・・

また、リサの息子の大樹が「リサの母親にあってみたい」と
言い出します。リサが「会ってもわからない」と言っても、
大樹は「それでも構わない」と言い、リサは母に息子を
会わせるのでした・・・

しかし、いくらリサが息子だと紹介しても、母親は「リサとの
結婚は認めない」と認知症の影響で、孫をリサの結婚相手だと
勘違いしてしまいます・・・

家へ帰ると、大樹は「この家を出て行く」とリサへ告げます。
反対するリサに「目的は遠野リサから離れること」と行き先も
告げずに家を出て行くのでした・・・

一方、由樹の元婚約者である尾崎は、由樹が心配でリサを
訪ねます。彼女から「小田という編集者が由樹の居場所を
知っているかも・・・」と聞き、小田の元へ向かう尾崎・・・

「由樹、どうしてるかご存じですか？」と尋ねる尾崎に、
「川原さんが小説を発表できるように僕が支えていきます！」と
明らかに尾崎と由樹の関係を意識したような言い方をする小田。

小田は由樹に小説のファン以上の気持ちを持っているの
でしょうか・・・

ある日、車で運転するリサは、道路を渡ろうとする由樹を
見かけます。思わず見つめるリサ・・・ふと二人の視線が
合います・・・

リサを認識した由樹は過呼吸の症状が出て倒れてしまい
ます・・・思わず声をかけるリサ・・・由樹は「来ないで！
触らないで！いいから消えて！」と強く拒絶。

まあ・・・当たり前ですよね・・・

しばらくして、家に戻った由樹のもとを小田が訪れます。
由樹にまた小説を書いてほしいと願う小田は「小説進んで
ますか？」と聞きますが、「小説は二度と書きたくない」と
言う由樹。

「どうしても、思っちゃうんです・・・小説なんか書かなければ
こんなことにならなかったのにって・・・裁判でズタズタにされて、
親にも辛い想いさせて・・・生まれて初めて死にたいって
思いました・・・本当に死んだりできないんですけど・・・
もう消えちゃいたいって、小説なんか書かなきゃよかった・・・」と
涙を流す由樹・・・

そんな由樹を見つめるしかない小田・・・

『ゴーストライター』6話あらすじと感想②

壊れていくリサに壊される由樹・・・その行方は？？


裁判前日、リサは神崎に「こんなことならゴーストなんか
使うんじゃなかった、いつだって引き返せると思っていたのに、
気づいたら引き返せなくなっていた・・・あなたが私にゴーストを
使わせたのよ」と責めます。

しかし、神崎は「すべてリサが自分で選んで決めたことだ」と
突き離すような言い方をします。それはまさに、リサ自身が
由樹にしたのと同じセリフ、同じ仕打ちでした・・・

由樹をズタズタにすることがわかっていて躊躇するものの、
神崎に息子のこと、今までの遠野リサの輝かしい軌跡のことを
持ち出されて、後へ引けなくなるリサ・・・「何事も隠さず偽りを
述べないことを誓います」と宣誓しますが・・・

そんなリサを睨みつける由樹・・・

リサは打ち合わせ通り「自分で小説を書いた」と言い切ります・・・

ふと認知症の母親とのやりとりが頭に浮かぶリサ・・・
自分のコンプレックスをすべて母親にぶつけるリサ・・・
誰よりも一番母親に認められて貰いたかったが、認知症になった
母親には、どれだけ自分が有名になろうとも、決して
認められることはなかった・・・それどころか、娘の顔すら
覚えてはいないのです・・・

リサは「アシスタントとして由樹を雇ったが精神的に不安定に
ありました・・・」と証言。

原稿が欲しくて何度も由樹に電話した携帯電話の通話記録に
ついては「１周間無断欠勤をしたので心配で・・・その後、
彼女が現れ土下座を強要されて、唐突に１０億払えと
言われました・・・」と話し、

「彼女にデビューのチャンスを与えましたが、本は１９６冊しか
売れず、私を逆恨みしているようでした・・・」

また「婚約破棄をしたと聞いています・・・１０年以上付き合った
恋人だったようです・・・」

さらに「自分が書いた追悼文を、私が勝手に使ったと
思い込んだこともありました・・・」

トドメに「思い込みといえば、二人で遠野リサを続けましょうと
言われました・・・」と事実を歪曲して話すリサ。

あまりの残酷なやり方に、その場で気絶する由樹・・・
そして裁判は遠野リサの圧勝で終わります。

週刊誌は、由樹のことを「病的なまでの虚言癖」と報じるの
でした・・・

ラストはリサのモノローグで「私は私自身が大嫌い・・・」と
言っているのが、またやりきれない感じでした。

腹立たしい展開ではありましたが、一方で、壊れていく人間の
儚さを演じる中谷美紀さん、壊される人間の無念を演じる
水川あさみさん、二人ともすごいな女優さんだなぁ・・・と
思った6話でした。