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『Nのために』8話あらすじと感想③ [国内ドラマ]

「N作戦Ⅱ」始動・・・安藤の想いは?希美の気持ちは?
DVを受けていた西崎の思いは??

希美は、イブにレストランの予約が取れたことを驚く安藤に、
「レストランで友人が働いていた」と成瀬のことを話します。

何日か前に部屋に来ていた相手だと気付いた安藤・・・
希美に「付き合ってるの?」と聞きます・・・
もちろん付き合ってないので否定する希美・・・
スクリーンショット-2014-10-05-23_56_17.jpg
この時点で希美の心はどちらにあるのでしょうね・・・
友人として二人とも好きだとは思いますが・・・

安藤の気持ちはハッキリしていますが、
成瀬はどうなのでしょう・・・たぶん好きなんだと思うのですが。

『N作戦Ⅱ』の計画を練るために、
ここ最近希美の元へたびたび来ている成瀬は、
大家の野原(織本順吉)にも顔を覚えられるようになっていました。

西崎、希美、成瀬の3人は奈央子を救出するために、
当日の計画を細かくチェックし合っています・・・

当日、希美は安藤と一緒に野口家へ招かれていますが
「安藤には、この計画は知らせない」と言い切る希美です・・・
安藤の出世の妨げにならないように・・・と気遣ったようです。

打ち合わせが終わり、西崎が帰った後、
希美と成瀬は、将棋の話で盛り上がります。
希美が安藤に初めて負けてしまった対局を
成瀬に分析してもらい、敗因がわかります。
説明する成瀬に「スゴイ!スゴイよ!」と喜ぶ希美。
249995_615.jpg
高校時代、シャーペンでカチカチして
「スゴイ!」と言っていた希美のことを思い出し、
思わず顔がほころぶ成瀬くんでした。

成瀬も長いこと闇の中にいたから、
このときの笑顔は昔に戻ったみたいで
「やっぱり希美と一緒だと笑顔になれるんだ」と
こちらまで笑顔になった場面でした。

部屋で『N作戦Ⅱ』の案を練ろうとする西崎ですが、
奈央子のことを考え、そこから幼い日の記憶が甦ってくるのでした・・・
m_nishizaki-masato-e3842.jpg
小学生の頃に担任の教師と恋をしていた母(中越典子)・・・
その教師に振られたショックで、
息子(西崎)に暴力を振るい、タバコの火を押し付けるのです・・・
「愛してる」と言って、タバコの火を押し付け、
「ママを愛してる?」と聞いては暴力を振るう母・・・

ある日、母が眠っている間に家が火事になります・・・
母を助けることもできましたが、
燃えていく母に背を向けてしまう西崎でした・・・
そして母は亡くなります・・・

西崎は大人になった今でも、「オレが殺した・・・」と苦しんでいます・・・

この場面は苦し過ぎます・・・本当に辛いです・・・

そこへ、希美がやってきて
『N作戦Ⅱ』が進んでいないことに気付きます・・・

「奈央子は本当にあの家を出たがっているのだろうか・・・?」
自分のしようとしていることは間違いなのかも・・・と
不安になる西崎を励ます希美・・・

ここは難しいところです。
DVはする方もされる方も強い依存の関係があると
言えなくもないですから・・・
実際、西崎と母の関係も強依存の関係でしたし・・・

この辺りが、第三者がなかなか関われない問題と
言われる所以ですね・・・




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