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『Nのために』一度ついた嘘はつき通す!5話③ [国内ドラマ]

『Nのために』榮倉奈々の罪の共有は?5話②の続きです。

翌日、希美は弟から電話を貰います。どうやら母は再婚するようで、相手は親身になって母を支えてくれた民生委員の池園さんとのこと。母が訪ねてきて相談したいと言っていたのはこの件だったのね・・・

また、島へ戻ったという弟・洋介は、そこで成瀬のよくない噂を聞いたと言います。成瀬は大学に行ってないという話に驚く希美でした。

そして成瀬は・・・例の運び屋のバイトで警察に捕まってしまいます・・・

希美と成瀬・・・ここで随分と差がついてしまった感じです。

2014年・・・
久しぶりに野バラ荘を訪ねた安藤は、そこで西崎と再会します。西崎は「キミのお蔭で10年で出られた」と安藤に感謝するも、もう希美や安藤と関わりを持たないと宣言します。しかし、机の上には希美宛ての現金書留・・・安藤はここで希美の住所を見たように思います。

同じ東京で、高野(三浦友和)は妻の声を取り戻すために病院に来ています(14年前の島での火事で彼の妻は成瀬・父を現場から助けて、その後失語症になってしまったのです)。
医者には「治す」という事がプレッシャーになる事もあるから、今の奥さんを受け入れて生活をしていくことはどうかと勧められます・・・

「何で妻がこんなことになったのか・・・何で自分は何も知らないのか・・・」と真実を知る事を諦められない高野です。
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そんな高野の前に姿を現した安藤は希美と西崎と会ったと告白します。そして「西崎さんは野口さんを殺してないと思います」「火を恐れていた西崎さんが、いくら非常時とはいえ蝋燭のついた燭台を持てるはずがないと思います・・・」と証言したのです。

安藤の告白で事件の核心が明らかになってきましたね・・・

そして・・・希美の家では・・・西崎から「申し訳ない、償いきれない」という謝罪の手紙と共に大金が送られてきています・・・また、高野が希美を訪ねてきました。

やっぱり安藤が西崎の家(野バラ荘)で希美宛ての封筒を見てたのですね。

高野の姿を見て怯える希美です・・・
お母さんと一緒で島の人に会うと希美は息苦しくなるようですね・・・
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「一瞬であの頃のことが甦ってくる。波の音、海の匂い、憎しみ、軽蔑、混乱・・・」そして「一度ついた嘘はつき通す。それが嘘を真実に変えるたった一つの方法だった・・・」
希美のモノローグです・・・

希美が「さざなみ」の火事でついた嘘、10年前のスカイローズガーデン殺人事件で西崎がついた嘘・・・二人の「嘘をつき通す」意志は固いようです・・・

再び2003年。
希美を訪ねてきた奈央子が雨の中、軒下で留守の希美の帰りを待っています。雨の中帰ってきた西崎が横目で見るシーン・・・奈央子と西崎の運命の出会いでラスト。
恋愛モノじゃないのはわかっているのですが、まっすぐな安藤くんが可哀想に思えるのですが・・・成瀬くんにも甘えられなかった希美ちゃんだから仕方ないのかな・・・

少しずつ謎が明らかになってきました。単純な事件だと思うのですが、心に傷を負った人間同士が関わるとややこしくなるのかもしれません・・・まさに「人間だから・・・」なんですね。



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