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『流星ワゴン』2話あらすじと感想① [国内ドラマ]

過去でやり直すのは仕事?それとも家庭?
やっぱり忠さんはヒドい父親だった!?

再びワゴンに乗った一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)が
次に辿りついたのは、一雄の勤めていた会社の取引先
「タカラベ電機」会長の葬儀会場。会長が亡くなり、
経営方針は180度転換し、一雄の勤務先は
大口の取引先を失うことになるのです・・・

葬儀会場で、上司・藤木常務(木下ほうか)に会う一雄。
一雄のリストラを決める張本人です。この日行われる
精進落としが、実は常務一派の決起集会であったことを
憶えていた一雄は、常務に取り入るため、
当時は断っていたその会に参加することにします。

しかし、見下すような常務の態度に機嫌を損ねた忠雄は、
踵を返して一雄の家へ向かいます。一雄は仕方なく忠雄を
追いかけますが、家の近くで美代子(井川遥)と
広樹(横山幸汰)の姿を見かけ、足を止めます・・・
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美代子と広樹の二人は捨て犬を抱いています。
「お父さんに相談してみたら?」と美代子が勧めても、
広樹は首を横に振って諦めた様子。一雄はこれまで
一度も動物を飼うことを許さなかったらしい・・・
後ろ髪を引かれながらも、広樹は子犬を元いた場所へ戻します・・・

コレ、動物嫌いでなければ、誰しも子どものときに
経験したことがありますよね・・・大抵、親は許してくれないのですが・・・
まあ住宅事情もありますし難しいですよね・・・

捨て犬のことも、広樹の思いも、全く知らなかった一雄・・・
ワゴンで過去へ来なければ気付くことのなかったこと・・・
「本当にやり直さなければいけないのは、精進落としよりも、
こっちなのではないか?」と、そんな考えが一雄と忠雄の頭をよぎります・・・

また、美代子にしつこく付きまとう男が自宅を訪れてきました。
美代子は保険の勧誘と言って、何度も鳴るインターホンを
「無視するのが一番」と誤魔化していますが、
事情を知っている一雄は、普通ではない男の雰囲気に、
「ストーカーか?」と不安を覚えるのでした・・・

一雄は忠雄を連れて家に帰りますが、広樹は忠雄のこと
を全く覚えていません。やっぱりいろいろ頑張っても現実は
変えられないようです・・・しかし忠雄に促された広樹は
「犬を飼いたい」と一雄に頼みます・・・いい返事をするかと思いきや、
一雄は返事を迷っていました・・・
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そこで、忠雄に「土下座しろ」と言われ、広樹は一雄に
土下座しました。そこで一雄はやっとOKを出します・・・
一雄には犬にまつわる少年時代の辛い記憶があったのです・・・

30年前、一雄は同級生に、金貸しという父親の仕事のため、
イジメられていましたが、隣に住む親友だけはかばってくれました。
その親友と一緒に、野良犬を飼うことになります。

ただ、その友人の家も父親に借金をしており、経営が行き詰まり、
半年後には中華店を畳むこととなります・・・

土下座して返済を待ってもらおうとしていた友人の父親を
足蹴にして去って行く忠雄の姿を見ていた一雄・・・

申し訳ない気持ちで家へ戻ると、親友にも「お前の親父のせいじゃ!」と
言われてしまいます・・・引っ越し先で犬を飼えない友人は、
一雄に犬を託して去っていきます・・・ところが、忠雄はその犬を
保健所に引き渡してしまうのでした・・・

ここまで見ると忠さんってヒドい父親ですよね・・・
一雄が嫌いになっていったのもわかる気がします・・・



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