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『きょう会社休みます。』最終回あらすじと感想③ [国内ドラマ]

「きょう会社休ませていただいてもいいですか?」
こじらせ女子、恋をして成長する・・・

あるとき、映画館で
田之倉の大学の助手・戸崎(田之倉のモトカノ)に会います。
どうやら田之倉は春からアメリカに留学するようです。

加々見&瞳の結婚式に田之倉が呼ばれていることを
知っていた花笑は、式の当日そわそわしながら
会場の入り口にいました。
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その様子を見て「田之倉なら来ないよ。
よりによって今日(アメリカへ)出発なんだって・・・」と
話しかける大城。

彼は、いつも花笑を気にかけてくれてますね・・・
普通に考えると、
この大城とゴールインするのが自然ですが・・・
それだとありきたりでドラマにはならないのかも・・・ですね(笑)

田之倉が来ないことにホッとしつつも
遠くへ行ってしまう田之倉を思って複雑な気分になる花笑・・・

そこへナイスな男・朝尾登場!朝尾も呼ばれていたんですね。

田之倉の話になり「もう忘れました」という花笑に
「本当に相手を忘れた人は『もう忘れました』
なんて言わないんだよ」と朝尾。

さすが朝尾さん!

ボクもまだキミを忘れられないみたいだ・・・
ボクは・・・彼に恋をしているキミが好きなんだ。
不器用でまっすぐに恋をしているキミがね・・・

こうして、またもや朝尾の後押しがあって、
花笑は田之倉に会いに行くことにします。

ビンゴで大城が当たった電動自転車を借りて・・・
花笑のために気持ち良く自転車を貸して送り出す大城・・・

彼、本当にステキですよね。
そして花笑の後ろ姿を切なげに見つめるのでした・・・
大城は花笑が好きだったのね・・・

「『自分で幸せにしてやろう』とは思わないの?」と
話しかける朝尾に
青石には幸せになってもらいたいんです。たった一人の同期ですから」と答える大城。

花笑の周りはナイトがいっぱいですね。
コレ見てる独身女子から「一人分けてくださ~い」って
声が聞こえそう・・・(笑)

空港行きのバスが出るターミナルへ急ぐ花笑・・・
新品で充電が十分にされていなかったせいか
電動自転車は足に重く
「これじゃ、ちょっと重いママチャリだ・・・」とぼやく花笑・・・
ここへきても笑いを取ろうとするモノローグに脱帽です(^_^;)

ギリギリのところで間に合いました!

「田之倉くん!!」花笑の声に振り返る田之倉・・・
「もう私のこと解決しちゃった??もう時間切れ??」
息せき切って話す花笑に
「解決してない・・・」と田之倉・・・
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「待っててもいいかな?帰ってくるの待っててもいいかな??」と花笑・・・
「最初に言ったじゃないですか・・・
花笑さん、きっとオレのこと好きだって・・・
田之倉くん、この若さで余裕の発言ですね~
そして「待ってて、一年で帰ってくる」と花笑を抱き寄せる田之倉。

出発したバスを追って手を振る花笑、
バスから顔を出して手を振り返す田之倉でした。

そして一年・・・田之倉から「明日帰ります」とメールが・・・
花笑は確か一回アドレスを消した筈なんですが・・・
田之倉は消してなかったのかな?
二人は、この一年たまに連絡を取り合っていたということですよね・・・

「一年経って私のことがわからなかったらどうしよう??」と
またまたこじらせ女子の妄想が始まります・・・

総合職になりメガネをはずしていたらしい花笑ですが、
ここへ来て、明日はメガネをつけるべきかはずすべきか
悩みます・・・

こじらせてない女子ならそんなコトで悩まないですよね。
妄想の中の田之倉は本物の花笑がわからなくて、
ほかの人に「花笑さん!」って声かけちゃってるし・・・(^_^;)

会社へ「きょう会社休ませていただいてもいいですか?」
電話する花笑。快諾する課長。吹越満さんもいい味出してました。

空港へ田之倉を迎えに行く花笑。
花笑を見つけてまっすぐに歩いてくる田之倉・・・「ただいま」
「おかえり」と花笑。
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花笑の手を取り「行こっか・・・」と当たり前のように
手を繋ぐ田之倉です。二人の距離感は変わってないのね。

「青石花笑、31歳、モト彼と二度目の恋をする・・・」
良かったです!
二人がいい感じで終わってくれてホッとしました(#^.^#)
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それにしても花笑は恵まれ過ぎですね。
ステキな恋人にナイトが二人もいて、
温かくて楽しいご両親に気の置けない親友、
羨ましくなってしまいます。

まあ、それも彼女の人徳ですね。
こじらせ女子というけれど、
こじらせ女子ってみんなから愛される魅力的な存在なのでは?と
思いました(#^.^#)



『きょうは会社休みます。』最終回あらすじと感想② [国内ドラマ]

こじらせ男子・千葉雄大くんホームラン!!
こじらせ女子・綾瀬はるかの選択は??

この日、朝尾のレストランでは
加々見くんと瞳ちゃんがデートしています。
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なんと加々見くんのサプライズプレゼントは「自分」!?
ホテルのスイートルームの鍵を瞳に渡し
「ボクは結婚を意識できる女性としかしないと決めてきました。
瞳さんこそ、ボクが童貞を卒業する女性です!
よろしくお願いします!!」とプロポーズ!!

「断る!」と言った瞳ですが、
頭を下げる加々見を見て顔の表情が緩み・・・
加々見もそんな瞳を見て、二人は微笑み合うのでした(#^.^#)
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加々見くん!ホームランですね!!

週末は田之倉の送別会を兼ねた忘年会の日・・・
いよいよお別れ・・・顔を合わせなくなれば、
きっと忘れられる・・・そう思う花笑・・・

二次会には参加せずに帰ろうとすると・・・
「お前、今日、田之倉と全然喋ってないだろ?
お前が一番面倒見てたんだから・・・何か言ってやれよ」と
会社の皆に言われる花笑・・・
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何て言ったものか・・・
とりあえず当たり障りのない言葉を伝えて、
田之倉や皆と別れるのでした。

「花笑さん!」田之倉に呼ばれる声に振り向く花笑・・・
もちろん空耳です。そして携帯が
メールを受信しました・・・田之倉からです。

「花笑さんと別れてから、ずっと考えていました。
花笑さんと付き合っていた日々のこと、
自分の将来のこと・・・オレは無理をしていました・・・
花笑さんに喜んでもらえるように・・・
そうすればずっと一緒にいられる・・・」

「自分のことを大切にできない人間は、
きっと他人のことも大切にできない・・・
そう思えたのも花笑さんのおかげです。」

正直に言うとまだ整理ができていません。
でも時間が整理してくれると思います・・・
花笑さん、今まで本当にありがとうございました。」

田之倉くんは別れ際も潔くてカッコいいですね。

このメールで花笑は決意したようにどこかへ向かいます・・・
田之倉くんに会いに行くのでしょうか・・・

と思ったら朝尾のレストラン・・・
出迎えた朝尾に「先日のお返事を・・・」と切り出します・・・

「朝尾さんとは結婚できません」と花笑。
「彼のことが忘れられない?」と聞く朝尾に
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「それは関係ありません。田之倉くんのことは忘れます・・・
さっき彼からメールをもらってわかったんです・・・
忘れようとしても忘れられないこの気持ちが
『好き』ってことなんだって・・・」

涙ぐむ花笑に「泣きたいのはこっちの方だよ・・・」と
傷ついたのは自分なのに優しく語りかける朝尾でした・・・

もしや朝尾と・・・と思いましたが、
やっぱり花笑ですね・・・「ずっと結婚しないつもり・・・」と、
バカみたいに純粋で不器用です・・・

このひたむきさ、「バカ」って言いたいですが、
なかなかできないですよね。
朝尾も田之倉もそこにホレたんですね。

田之倉の去った週明け・・・
花笑は課長に、以前打診されていた総合職の件を
「受けます」と伝え・・・
年明けからは同期の大城と一緒にバリバリと働き始めるのでした。
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年が明けてから大きく変化したのは加々見と瞳。
なんと春に結婚することになったのです。
「加々見くん、よかったね」と二人を笑顔で祝福する花笑です。


『きょうは会社休みます。』最終回あらすじと感想① [国内ドラマ]

朝尾の壁ドン!合鍵サプライズにプロポーズ・・・
決めてはイブの花束「サルより犬へ愛を込めて・・・」

9話で、田之倉の将来を思い、彼との別れを決断した花笑・・・
観てる側からすれば、好きなんだからそんなに簡単に決断しないで、
「自分が稼いで養ってあげる」ぐらいの覚悟を決めたら・・・
な~んて思ったのですが、結末やいかに?!

田之倉にキッパリ諦めてもらうために、
「朝尾と付き合ってる」と嘘までついた花笑・・・
朝尾にまで協力してもらい、
田之倉もようやく別れを受け入れ、
会社のアルバイトを辞めることにします。

そんな矢先に、なんと朝尾からのプロポーズ!!

キミとなら同じものを見て一緒に並んで歩いていける・・・
考えてくれないか?オレとの将来のこと・・・

朝尾のようにステキな男性に、
こんなプロポーズされたら断る人いないですよね~
実際、朝尾と花笑って夫婦漫才みたいに息が合ってますし・・・(笑)
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真面目な話、彼にとっては、花笑は
気負わないで付き合える初めての女性だった・・・とのこと。

彼に言われて花笑も
「確かに、田之倉くんには言えないようなコトを
朝尾さんには言っていたかも・・・」と
自分の朝尾に対する態度を振り返ってみるのです。
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6話で、二人が車の中で話すシーンがあるのですが、
ここで花笑は、朝尾に二人の関係を「犬猿の仲!」と言っています。
これに対して朝尾は「キミをサルと思ったことはない」と
また花笑をイラッとさせる発言で楽しんで
「朝尾さんがサルです!」
花笑に言い返されるのです・・・(笑)

一華に「彼に会わせて」と言われて、
朝尾のレストランへ一華親子を連れて行く花笑。
もちろん一華は
「こんなチャンス二度とないから、朝尾さんに決めるべき」と
一発OK(笑)。

ここからまたいつもの花笑劇場です(笑)

朝尾とは素の自分で過ごせる・・・コトに気付いた花笑・・・

「こんな私を好きだと言ってくれるなんて・・・確かに奇跡だ・・・」
そして「私ったら!もう別の人のことを考えているなんて・・・
私は本当に田之倉くんのことが好きだったのだろうか・・・
そもそも人を好きになるってどういうコトなんだろう??」
悩み始めるのです・・・こじらせ女子ですねぇ~(^_^;)

田之倉と付き合うきっかけがバースデーサプライズだったこと、
そのほか彼には壁ドンや合鍵を始め数々のサプライズで
キュンキュンさせてもらったことを思い返し、
「アレが朝尾さんだったなら、
私は朝尾さんを好きになっていたのだろうか・・・
恋愛初心者で、サプライズに弱い私なら十分にあり得る話だ・・・」と
なるのです・・・(^_^;)
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エレベーターで壁ドンする朝尾、
レストランと新居の合鍵を渡してくれる朝尾、
両親にお付き合いではなく「結婚させてください」と挨拶に来る朝尾・・・

妄想の中の父・巌は結婚に大賛成して朝尾と手を握りあっています・・・
母・光代に至っては
「朝尾花笑!名前もいいわね!売れっ子漫才師みたいで!」ですよ!
高畑淳子さん、最高でした(笑)

そしてクリスマスイブ。
恋人達には特別な日・・・
(いつからそんな風潮になったんでしょうね・・・(^_^;))

青石家は、毎年イブは手巻き寿司とシャンパンなんだそうです。
「手巻き寿司にシャンパン!・・・この組み合わせに
何の違和感も感じないところが我が家・・・」と
花笑が言っている通り、この家族もユニークですよね。
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少し遅い時間に、朝尾からのサプライズ!
ステキな花束が届きます。
メッセーッジカードには
「サルより犬へ 愛を込めて」
朝尾さん、ツボを押さえてると言いますか・・・
スマートな男性ですよね。

『信長協奏曲』9話あらすじと感想② [国内ドラマ]

延暦寺焼き討ちは誰の仕業??
サブロー、腹黒い秀吉の術中に落ちる・・・
そのとき帰蝶は・・・??

「武田信玄の病死により戦を避けられた」という知らせを聞き、
城では、無事に帰還したサブローと家臣達のために、
帰蝶とおゆきを中心にクリスマスパーティーの準備をします。
この時代にありえないですが・・・(^_^;)

帰蝶は「クリスマスとは楽しいものじゃのう」と
サブローに感謝します。この場面は平和で微笑ましいです。

そこへ「延暦寺の僧兵が暴れだした」という知らせが・・・
キリスト教の布教を認めたことを快く思ってなかったのです・・・

早速、光秀を連れて話し合いに行こうとするサブローですが、
「わたくしが参りましょう」と言う秀吉に遮られて、
光秀の同行はなくなり、結果、本物の信長(光秀)と
秀吉で延暦寺へ向かいます・・・

サブローは光秀として城に残るのでした。
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話し合いに応じない延暦寺に対し、
秀吉は信長(光秀)に「焼き討ちにするべきかと・・・」と
助言します・・・最初は迷いがあった信長ですが、
結局、延暦寺に火を放ち、焼き討ちを決行してしまいました・・・

サブローの意思に反して、
罪のない女性も子供も巻き込んだ
自らの残酷な仕打ちを冷めた目で見つめる信長(光秀)・・・

そこへ「初陣のときを覚えていますか?」と聞く秀吉。
「覚えている・・・」と答える信長・・・
そりゃそうですよね、本物なんですから。

以前サブローに同じことを聞いた秀吉・・・
サブローは当然覚えていないから
「全然覚えていない」と答えています。
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このことから、過去に自分の村を焼いた信長は
光秀の方だとわかる秀吉・・・「お前の方だったか・・・!!」
怖いほどに憎しみをたぎらせる秀吉です・・・

城に戻ると、「どうして罪もない人まで!?」と
サブローは光秀(信長)を問い詰めます・・・

「お優しい殿がどうして?!」と
家臣達も焼き討ちの件はにわかには信じ難い様子で、
サブローに理由を聞いてくるのでした・・・

光秀との関係を話すわけにはいかない
サブローは黙って口をつぐんでいます・・・

夜になり、恒興がサブローの元へ
「どうして焼き討ちをしたのか?」と尋ねてきます・・・
「恒ちゃんには話したい・・・」という思いもあったでしょうが、
言えないサブローでした・・・

落ち込んでいるサブローに帰蝶が話しかけます・・・

「クリスマスと普段言えぬことを言う日なのであろう?」
「あのとき、わらわは言おうと思ったのじゃ」
「お主のことを愛おしいと思っておると・・・」
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苦しんでいるときは、どんな言葉も役には立ちませんが、
この帰蝶の言葉は胸に沁みますね・・・

「お主にも言えぬ思いがあるのであろうな・・・
でも今は言わなくてよい・・・」

帰蝶の最後の台詞には、信長が別人であることを
知っているかのような含みが感じられますね・・・
偽物と気付いていて、サブローに愛を告白しているのでしょうか・・・

延暦寺の一件は秀吉の仕業と見破る半兵衛・・・
秀吉への疑念をますます深めていきます・・・

疑われていても、我が道を行く秀吉・・・
不敵な笑みを浮かべています・・・

このドラマの黒幕・秀吉が、ますます黒く立ち回っていく様子が
見えるようでハラハラしてしますね・・・

『信長協奏曲』9話あらすじと感想① [国内ドラマ]

風林火山・武田に不戦勝!
キリスト教の布教を許可した代償は??

信長の元にルイス・フロイスという名の外人(南蛮人)が
やってきます。キリスト教を広めにきた彼に、
家臣達は「そんなことは認められない!」と言いますが、
サブロー(小栗旬)は「いいんじゃない」とあっさり許可を出します。
まあ、あまり事を重大に捉えてないからでしょうね・・・(^_^;)

サブローは「キリスト教が広まったら、クリスマスも広まるのに・・・」と
現代人らしい平和な発想しかない様子・・・
クリスマスのことを楽しそうに帰蝶(柴崎コウ)に話すのでした。
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そんなサブローに、光秀(小栗旬:二役)が
「大丈夫なのか?延暦寺が黙ってないぞ」と忠告しにきますが、
サブローは大して気にしていません・・・

そして影で・・・秀吉(山田孝之)が二人のやりとりをうかがっています・・・
何やら不気味ですね・・・

さて、徳川家康(濱田岳)がサブローの元へやってきました。
「武田信玄が織田討伐のために動き出した・・・」とのこと・・・
風林火山の異名をとる武田信玄の騎馬隊は
最強と言われていて、家臣達も恐れをなしています・・・

そこで、信長に心酔している家康、
「男、家康!武田を叩き潰して参ります!」と言って
織田家を後にするも、武田に全く歯が立たなかったようで・・・
逃げ帰ってきたとの知らせが・・・
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しかも、馬に乗って逃げる際に、
あまりにビビッていたためなのか脱糞までしてしまったそう・・・

これは家康の有名なエピソードですよね(笑)
でも、そんな彼が今の日本の基礎を築いた
天下人となったわけですから・・・
人生わからないものですね。

風林火山・武田を前に、家臣達は諦めモードです・・・
信長をやりだした頃のサブローは人一倍意気地なしでしたが、
いつの間にか信長として成長したサブローは
皆に「戦おう!」と声をかけるのでした。

光秀に「何かあったら織田家を頼む」と託し・・・
城には光秀と秀吉が残ることになります・・・
秀吉はまたまた何か探ろうとしていますね・・・

「今回ばかりは助からないかも・・・」と
覚悟を決めて武田軍と対峙するサブロー。

サブローを心配する帰蝶が本当に可愛いです。

ところが「武田信玄が病死した・・・」とのことで、
武田軍が引き上げていきます。
「天が織田の味方をした!」と家臣らと喜びあうサブローでした。

『Nのために』9話あらすじと感想③ [国内ドラマ]

N作戦Ⅱ・・・
そのとき考えていたのは大切な人のことだけだった・・・
みんなが一番大切な人のことだけ考えた・・・

2004年・・・
野口(徳井義実)と外へ食事に出ていた
奈央子(小西真奈美)ですが、
野口の目を盗んで西崎に電話していたことがばれて、
家に連れ戻されてしまいました・・・

そして、気を失うまで野口に殴られます・・・
奈央子が気が付くと・・・

「許してくれ、奈央子・・・止められないんだ・・・
どうしたらいい?どこで間違えた?
俺はどこまで自分に負け続ければいい?」
そう言って奈央子の膝の上で泣き続ける野口・・・
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自分本位の野口ですが、
大人になり損ねて、今さら後にも引けない・・・
という感じでなんだか可哀想ですね・・・

奈央子の前以外では
強いフリをしなくてはならない男の悲鳴が聞こえるようです・・・

さて、奈央子から連絡をもらった西崎は、
当初の作戦の変更を希美に話し、
希美は成瀬に伝えに行くのでした。

「警察に相談した方が・・・」と言う希美に
「オレが行く」と言い切る西崎・・・
この段階で警察に相談していたら、
みんなの未来は変わっていたでしょうね・・・

『N作戦Ⅱ』の概要は・・・
17:00 希美、野口家に到着。野口を書斎へ足止めする。
17:30 西崎、花屋のふりをして奈央子を連れ出し、
     DVシェルターで保護してもらう。
18:00 成瀬到着・・・
     ここで奈央子がいないことに野口が気付き、
     騒ぎになっている筈だから、希美と成瀬で何とか収拾する・・・

成瀬は作戦に協力すると言ったものの、
この日に、安藤が希美にプロポーズをすると知ってしまい、
複雑な気持ちです・・・

そして事件当日、2004年12月24日。

いつもよりオシャレをして、予定通り、
希美は17時に野口家へ着き、
書斎で将棋の作戦を考えることになりました。

野口に対局の様子を聞くと・・・
それは希美が安藤に初めて負けたときの手と同じ・・・
悔しくて、その後、再会できた成瀬に
どうやったら勝てるかを聞いていた希美は、
すぐに作戦を伝えることができましたが、
野口を足止めするために「今回は難しいかも・・・」と
作戦を考えるフリをして時間稼ぎをします・・・

ところが17時半を過ぎても西崎が現れない・・・
クリスマスイブということで、花屋がどこも混んでいて、
西崎は大幅に遅れてしまったのでした・・・
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これだけ綿密に計画を立てていたなら、
お花は予約しておくか、もっと時間の余裕を持って
行動すべきだったのでは?と思いました(^_^;)

出来上がった花束を抱えて必死に走る西崎・・・
彼の到着を今か今かと待ちながら、
もうこれ以上、引き延ばせないところまできていた希美・・・

いったん書斎を出ようとする野口に
「こんな手があるかも・・・」と将棋の作戦を伝え始める希美・・・
それを見て勝利を確信した野口・・・

「これで安藤くんの僻地行きは決定だな・・・
電気もガスも通ってない、この世の果てのような国へ苦労するだろうねぇ~」
こんなに愉快なことはない、と言いたげに人の不幸を話す野口・・・
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それを聞いて黙っていられず・・・
「安藤が何を望んでいるかはわからないですけど、
目標を持っていることは確か・・・
そこへ向かって真っすぐに歩いている人の足を
すくうようなことはしないでください・・・」

懇願する希美・・・当然聞く耳を持たない野口・・・

そこへ到着した西崎・・・
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「どうしよう・・・どうすればいい?・・・どうすれば守れる・・・??」

「そのとき考えていたのは大切な人のことだけだった・・・」

「その人の未来が明るく幸せであるように・・・
みんなが一番大切な人のことだけ考えた・・・」

いよいよ事件が起きます・・・来週が最終回ですね。

私は初めのうち、
この『Nのために』にあまり期待してなかったんです。
好みもあると思いますが、原作の感じから
終わった後に後味の悪さみたいなものが残る気がして・・・

でもドラマが進むにつれて引き込まれていきました。
ドラマには何かもう少し救いがある気がして・・・

最後まで観ないとわかりませんが・・・(^_^;)

途中にも書きましたが、
ヒロインN(希美)が大切な人のために、
何か取り返しのつかないこと=罪を犯すように思えます。

観るのが怖い気がしますが、
そこにはあったかい愛情が流れている・・・
そんなラストを期待しています。



『Nのために』9話あらすじと感想② [国内ドラマ]

安藤もステキだけど、窪田正孝さん演じる成瀬
「一緒におらん?」にじぃ~んときました・・・

場面が変わり・・・
希美は、街でたまたま安藤に声をかけられて、
安藤と一緒に彼の仲間とバーベキューへ参加することになります。
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大勢の中で楽しんでいる希美に「やっと笑った・・・」
ホッとしたように話す安藤・・・彼は、昔とは別人のように元気のない希美を心配していたのね・・・

希美の病状を知る西崎(小出恵介)は、
それを安藤に伝えるべきか迷っています・・・
安藤を呼び出し、一緒に酒を飲みます。

西崎が希美のことを話題にすると、
「元気がない」と言って心配する安藤・・・

「あの日がなければ 杉下は幸せになってたんじゃないかと思うと・・・」と西崎。
「これからだよ。西崎さんも杉下も俺も・・・」と安藤・・

結局、安藤に話せないまま西崎は帰途へつきますが、
ふと成瀬になら・・・と電話をかけ、
希美のがんのことを打ち明けるのでした・・・

病気のことを知った成瀬は、
翌朝、希美の元を訪ね、電話をかけてきます。

成瀬「杉下、家におる?今、下におるんやけど・・・」

慌ててベランダへ出て下を覗くと成瀬の姿が!!・・・ビックリして
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希美「なんで成瀬君がおるん?」
成瀬「島に帰っとった。コレうどん!」
希美「けど、なんで成瀬君がここに・・・??」
成瀬「西崎さんに聞いた。何度か差し入れ持っていってて・・・」
希美「急に来んでよ!こんな恰好やのに・・・」

希美はビックリしたのと、やっぱり男性への照れもあるんでしょうね・・・

「少し話さん?」という成瀬の誘いで、家の外へ出る希美・・・

希美「10年ぶりやね。島はどうやった?」
成瀬「変わらんよ」
   「さざなみの放火事件も解決着きそうやし
   「みんな俺を疑っとったけん・・・杉下がかばってくれて助かった・・・」

希美「どういうこと?だれがやったん?」
成瀬「もう、この世におらん人よ。恨み言いいたくても言えんのよ。」
希美「成瀬君やないんやね・・・
成瀬「ないよ」
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希美「ほうよね。違うんよね。私、とっさに嘘ついてしまったんよ・・・
   ギリギリのとこにおって、自分じゃどうにもならんで・・・
   辛かった・・・あの火を見てたら、
   父親も母親もあの女も全部消えてったんよ・・・
   自分を縛るもんはだれもおらん!そう思って上向けた・・・
   大げさかもしれんけど、成瀬君が火で私を助けてくれた・・・
   そう思って・・・ごめんなさい!
   成瀬君の大事な家が燃えとるのに・・・
   私、なんてこと考えとったんやろ・・・」

成瀬「そんで、上に行けた?」
希美「ほうね・・・私、欲しいもんはそう、ない。
   食べ物があって、帰る家があればそれでいい・・・
   そんなことが、あんときは届かんくらい上やと 
   思っとった・・・成瀬君はどうしとった?」

成瀬「レストランで働いとる。
   春にはそこ辞めて、島に帰ろうと思うとる。
   島で新しくオープンする店に誘われとる。
   地に足のついたところで、
   人の思い出に残るような料理をつくれたらいい・・・」
希美「ええね、成瀬君らしいね」

成瀬「一緒に帰らん? ただ、一緒におらん?」
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そう言って、自分のマフラーを希美の首に巻く成瀬
成瀬くん、ステキです・・・
「結婚しよう」ってプロポーズしたわけじゃないし
「好き」って告白したわけじゃないけど・・・
彼の誠実で温かい人柄がにじみ出ていて、
じぃ~んとしました・・・

がんのことには触れないで、
ただ「一緒にいよう」なんて・・・
彼の優しさを感じます。

そして、希美の周りの男性はみんなステキですね。

『Nのために』9話あらすじと感想① [国内ドラマ]

さざなみ事件の真犯人は??
成瀬にとってのNは希美・・・二人は再会を果たせるのか??

2014年 ・・・
前回のラスト、駅のホームで倒れた希美(榮倉奈々)は、
病院で目を覚まします。

医師の多田(財前直見)から余命宣告を受けていた希美。
多田から、家族へ知らせたかどうかを聞かれた希美は
「ホスピスにお世話になろうかと・・・」と
誰にも知らせる意思がないことを伝えます・・・
「いつでも相談に乗るから・・・」と心配する多田・・・
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「誰にも頼りたくない・・・」という気持ちなんでしょうか・・・
希美は余命のことを誰にも話すつもりはないようですね・・・
希美らしいですけど・・・彼女はこれでいいのでしょうか・・・

青景島に帰省していた成瀬(窪田正孝)が
東京に戻ろうとしていると、
高野(三浦友和)から連絡が入り、
夏恵(原日出子)が居なくなったこと、
また彼女からの手紙の件を聞くことになります。

高野に会い、夏恵の残していった手紙を渡された成瀬・・・
読んでみると・・・さざなみの火事の犯人は、
成瀬の父・周平でした・・・

火事のとき、助けに行った夏恵は、
周平が犯人と知ったうえで、
周平に疑いがかからないよう証拠隠滅を図り、
今まで黙っていた・・・ということが書かれていました・・・

成瀬「書いてあること、ホントやと思う・・・」
高野「お前を疑って・・・優しくしてやれんですまんかった・・・」
成瀬「・・・薄々わかっとって、最期まで聞けんかった・・・
   自分が疑われとったし・・・それでいいと思っとった・・・
   バカや!おやじは・・・」
高野「許してやり」
成瀬「できんよ・・・」
高野「今でなくていいけん・・・いつか許してやり・・・」
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高野「希美ちゃんは、お前だと思ってかばったんやね・・・
   あの時、車でなんて言うたん?」
成瀬「『成瀬君なら、なんやってできるよ』って・・
   俺が暗い方見んように、前向くよう言うてくれた・・・」
   「スカイローズガーデンの事件の時、
   杉下の気持ちがようやくわかった・・・   でもあの後、会うてない・・・」
高野「慎司にとって大切やったんは・・・
   慎司のNは希美ちゃんやったんやね・・・

やっぱり、さざなみ放火の犯人は成瀬父だったんですね・・・
原作では、この犯人は明らかにされていませんでしたが・・・
ドラマでこの設定にしたのは、
スカイローズガーデン事件への伏線のように思えます。

さざなみ事件では、希美が大切な成瀬のために真実を黙っていた・・・
(実際は成瀬父が犯人だったから、誤解なんだけど(^_^;))

スカイローズガーデン事件では、
希美は大切な安藤(賀来賢人)のために
何かをしてしまうのではないかな・・・と思われます・・・

結果、殺人事件に発展してしまった・・・
現場に居合わせた成瀬は希美の罪を黙っていた・・・
希美風に言えば「罪の共有」ですよね・・・

だから事件以後、
成瀬は希美に会わなかったのではないでしょうか・・・
実際「スカイローズガーデンの事件のとき、
杉下の気持ちがようやくわかった・・・
でもあの後、会うてない・・・」って言ってますし。

『きょうは会社休みます。』9話あらすじと感想③ [国内ドラマ]

「オレと結婚しよう!そのままのキミでいい、
何も変える必要はない・・・ただ傍で笑ってくれればいい・・・」
朝尾のプロポーズに花笑は??

次の日、朝尾に電話して
「田之倉と会う事があれば(朝尾と)付き合ってる事にしてほしい」と、
前に奥さん役をした見返りをお願いする花笑。

花笑の予測通り、その後に朝尾のレストランに現れた田之倉・・・

花笑と付き合っているかどうかを確認する田之倉に、
最初は付き合ってると肯定する朝尾ですが、
すぐに嘘だと否定します。そして・・・

「これ以上、彼女を苦しめるのは可哀想じゃないのか?」
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キミは彼女に夢中になるあまり無理をし過ぎた・・・
とっくに限界はきていたんだよ

「相手を思えば思うほど期待に応えようとする・・・
相手もそのペースについて行こうと必死に無理をする・・・
ダメな恋愛の典型的パターンだよね・・・

彼女は気付いたんだよ、 このままじゃキミをダメにしてしまう・・・
キミのためにできる最善のことが別れることだって・・・
なのにキミはまだ気付かないの?」

「だから忠告したじゃない?
彼女のことがちゃんと見えているのかって・・・」と朝尾・・・
う~ん・・・大人・朝尾の圧勝ですね・・・

見えてなかったんですね・・・最初から・・・」と
田之倉・・・完敗です・・・心が痛い・・・
自分の至らなさを思い知った田之倉です・・・

朝尾の言う通り!ですね・・・(>_<)

また、大学で元カノの戸崎に(元カノだったんですよ、やっぱり・・・)
余計な話を花笑にした件を詰る田之倉ですが、
「あなたが道を踏み外さないため」と
キッパリと切り返されるのでした・・・

どちらを向いても無力感の田之倉・・・

一方の花笑は・・・携帯を凝視しています・・・
田之倉のアドレスを消せないんですよね・・・
消去ボタンを押そうとするも押せない!というところで
電話が・・・朝尾でした。
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田之倉がレストランへ現れたこと、
彼氏役をこなしたことを話した後、
「頼みがある」と花笑にレストランへ試食に来てほしい旨を
伝えます。気は乗らない花笑ですが、
朝尾にお願いをした手前、レストランへは行くのでしょう・・・

会社では、田之倉が年内にアルバイトを辞めることが
公になります。課長が、皆の前で大学院進学のためだと話すのです。

花笑と田之倉の様子から「何かあったのでは・・・」と
心配した大城が「大丈夫か?」
「辛いときはケチャップって思ったらいいよ」と
何とも彼らしい言葉で花笑を励まします(笑)

彼なりに花笑を気遣っているのね・・・
大城くん、ドラマ後半にかけて株が上がってきましたね~

仕事が終わって花笑は約束通り、
朝尾のレストランへ向かいます。

朝尾は、一番最初のお客さんとして
花笑を招待したかったみたいです。

田之倉との別れ話の件で、
またも「バカ正直!」と言う朝尾に、気分を害する花笑・・・
いつものように喧嘩腰になってしまう二人です・・・(-_-;)

料理を食べるも、デビル朝尾の言葉にムカつき、
落ち込んでいた花笑がいつもの調子を取り戻したところで・・・

「こんな言葉なら?気に入ると思うけど・・・」
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「ボクと結婚してくれませんか?」
なんと突然、まるで冗談のようにプロポーズする朝尾!!
あまりのことに、ビックリして目が泳ぎ
なっ・・・何言ってるんですか!?
冗談もいい加減にしてください!」と花笑。

そのままのキミでいいんだ・・・何も変えなくていい・・・
言いたいコトを言って、好きなコトをして、
傍で笑ってくれればいい。だから・・・オレと結婚しよう!」

急な展開・・・驚いて目を丸くする花笑です・・・
朝尾の目は真剣そのもの・・・
いつもの冗談ではないと悟る花笑・・・

それにしても・・・朝尾ってカッコいいですねぇ~
そのままのキミでいい。傍で笑ってくれればいいだなんて・・・
キュンキュンしちゃいますよね~
こんなステキなプロポーズ・・・花笑は幸せですね~

田之倉くんにもプロポーズされていたんですから・・・
世の女性が思い描く男性を二人も射止めるなんて・・・
なんて羨ましい!!

友人として見守ろうという反面、
真っ直ぐでバカ正直な花笑が心配でならなくて、
いつしか自分のパートナーとして彼女に惹かれていくのを
止められなかった朝尾・・・なんでしょうか・・・
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モテ男の朝尾ですが、
女性の欲しいものをたくさん持っている男性なだけに、
そのステータスを求める女性が後を絶たなかったのでしょう・・・
瞳ちゃんみたいな・・・(笑)

女性の扱いに慣れた朝尾に全然なびかなかった花笑は
興味深いタイプだったことでしょうね・・・
そして打算の全くない花笑のような女性を
求めたのかもしれないですね。
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田之倉も「好き」という気持ちだけでは
ダメなんだと理解したようです・・・

そうは言っても・・・思うのですが、
田之倉がそこまで優秀じゃなければ、
このカップルはうまくいったわけですよね・・・

年の差が障害になったというより、
田之倉が男としても素晴らし過ぎて、
将来ある彼のために花笑も身を引こうと思ったわけで・・・

そう思うとこの別れ、納得できなくないですか?

田之倉がちょっと男のプライドを捨てて学生結婚して、
しばらく花笑に養ってもらって・・・
何年後かにド~ンと成功して晴れて結婚式を挙げる!
なんて結末もアリじゃないですか?

朝尾はとってもステキですが、
田之倉との一夜で「きょうは会社休みます。」だったんだから、
やっぱり田之倉くんとゴールインしてもらいたいなぁ~(#^.^#)
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最終回は「朝尾の壁ドン!」ですよ!!
どっちと結婚するのかなぁ~??

田之倉くんを推している私は・・・
心配でドキドキが止まらないです・・・(^_^;)


『きょうは会社休みます。』9話あらすじと感想② [国内ドラマ]

私が彼にしてあげられること・・・それは別れ・・・
号泣する花笑を抱きしめる母、優しく見守る父・・・

課長と田之倉が話している頃・・・
いつもの武士さんのお店で田之倉を待っていた花笑は、
田之倉の大学の教授とその助手の戸崎に偶然出食わしました。
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武士さんから紹介されて、
花笑が田之倉の彼女だと知った戸崎は
「あなたがウワサの彼女ね」と花笑に話しかけてきます。
あなたのせいで彼は大学院を諦めたのね・・・ 将来有望な子だったから、とても残念・・・」と話すのでした・・・

大学院を諦めたのは、花笑のため・・・
花笑を待たせるわけにはいかないと、
自分の夢を諦めた田之倉・・・

「私は幸せになれるけど田之倉くんは?」
「私は彼を幸せにするどころか足を引っ張っているだけじゃないか・・・」
「彼のために私がしてあげられることは何?」考えたあげく、花笑は田之倉に
「大学院に行くべきだと思う」
「私とのことは忘れて・・・」と別れを告げます・・・・
もう!さっきまで幸せだったのに~何?この展開?!

「花笑さんは、オレと結婚婚したくないの?」と田之倉・・・

(花笑の心は)そうじゃないけど・・・
「今のままではきっとこの先後悔する日が来るから・・・」
「今は理解できないかもしれないけど、
何年か経ったら分かってくれると思う・・・
だから、私のことは忘れて進学して」と言う花笑。

「どうして忘れなきゃいけないの?
そんなの無理に決まってるでしょ?」と田之倉。
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だってもう田之倉くんのこと好きじゃないから・・・
「私、朝尾さんと付き合ってるの」
「ドライブにも行ったし、家まで送ってもらったこともあるし・・・」
「知らなかったかもしれないけど私ってそういう女なんです・・・」
嘘をつく花笑・・・

田之倉には、もちろん嘘だとバレてますが、
言い分を通して大事な合鍵を差し出す花笑でした・・・
当然受け取らない田之倉のポケットに、無理やり鍵を入れて・・・

「だから私のことは忘れてください・・・ 田之倉くんとお付き合いさせてもらって、 本当に夢のような経験をさせていただきました。 ありがとうございました!」そう言って頭を下げ、立ち去る花笑・・・

茫然と見送る田之倉・・・
追いかけなくていいの??じれったいな~(―_―)!!

帰宅して・・・
「結婚なくなった・・・別れる事になった・・・」
父に報告する花笑・・・突然のことにビックリするも、
落ち込んでいる娘になんと言葉をかけたものか迷う父・巌・・・
巌から事情を聞いた母は・・・
ただ優しく背中を撫でてくれます・・・

帰宅するまで苦しさを我慢していた花笑は、
耐え切れずに声をあげて泣き出し、母にすがり付くのでした・・・
しっかりと抱きしめる母・・・一緒に寄り添い見守る父・・・
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実際、娘の結婚がダメになった場合って、
婚約していて相手方に明確な落ち度があるならともかく、
この場合は付き合っていて別れただけだから、
親としても何も言えないですよね・・・
ただ寄り添ってあげるだけ・・・

苦しいけど、花笑はやっぱり幸せです。
だって苦しみを受け止めてくれる
優しい両親がいるのですから。
愛情に溢れたこの家族に泣けました!

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